SDGs推進委員会では一年を通して皆様にSDGsという難しそうな名前の取り組みを理解して皆様に実際の社会生活で意識していただけるような運動を実施していきたいと思っております。
「SDGsって何だろう」、「何をやるんだろう」、そういった疑問を少しでも解消できるものを皆様にお伝えできればと思います。1年間、宜しくお願い致します!!
1月・2月を担当しますのは、SDGs推進委員会の佐藤と高橋です。宜しくお願い致します。
毎月委員会メンバーがそれぞれの項目に分けてSDGsの説明や具体的な取り組みを説明させていただく事になっています。1月度においては、まず歴史的な背景から説明をさせて頂きます。
Sustainable Development Goals 頭文字をとってSDGsと一般的に呼ばれています。日本語に訳しますと“持続可能な開発目標“となります。
持続可能って?開発目標って?そんなことを言われてもよく分かりませんよね。
1960年代
SDGsの起こりは1960年まで遡ります。
1960年に「国連開発の10年」が採択されました。当初、そこでは発展途上国の為に採択されたものであり、経済成長を促す為の発展途上国の開発援助というのが主な目的であり重要なものでした。
援助方法は電源開発であったり、道路整備による輸送ラインの確立といった先進国では当たり前になっているインフラ整備が中心でした。それらの開発によって発展途上国全体の経済成長が促され、経済成長によって貧困格差が無くなっていく、と期待されていたものの開発援助だけでは国全体の成長には繋がらないという見方がなされました。
1970年代
「国連開発の10年」が終わった1970年に2回目の開発となる「第二次国連開発の10年」が採択されました。1970年時点では第二次世界大戦後に発展した西洋文化社会の方式により、大量消費時代が到来し、酸性雨や砂漠化という自然破壊の問題や、先進国と発展途上国の貧富の差が拡大するという問題が顕在化する時代でした。
この頃に行われた国連人間環境会議において国連環境計画が創設され、国際的な取り組みとして環境問題や人権問題に取り組む実施体制を整える事になり、徐々に持続可能性のある発展しなければ大切な資源を使い果たしてしまい、大きな問題であるという事を国家間で議論されるようになりました。
1980年代
1980年になる180カ国と地域が参加する持続可能な開発に関する「汚染者負担の原則」などを含めたリオ宣言が採択され、155カ国が署名した気候変動枠組条約なども採択されてゆきました。
1990年代
1997年に開かれた第3回気候変動枠組条約締約国会議では京都議定書が採択され、地球温暖化対策の世界的な取り組みが実現してゆきました。ちなみにこの年のJCI歴代会頭は村岡 兼幸氏という方で「社会システムの変革」という思想を持っている方でした。
更に1997年に開かれた第3回気候変動枠組条約締約国会議では京都議定書が採択され、地球温暖化対策の世界的な取り組みが実現されてきました。
2000年代
こうして2000年に過去に採択された国際開発目標を統合してミレニアム開発目標が完成しました。
ゴール1:極度の貧困と飢餓の撲滅
ゴール2:初等教育の完全普及の達成
ゴール3:ジェンダー平等推進と女性の地位向上
ゴール4:乳幼児死亡率の削減
ゴール5:妊産婦の健康の改善
ゴール6:HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止
ゴール7:環境の持続可能性確保
ゴール8:開発のためのグローバルなパートナーシップの推進
上記の目標に対して、貧困や男女格差の問題は改善する事ができたのですが初等教育の完全普及や5才未満の死亡率を1/3に減らす目標が達成できませんでした。他にも気候変動が深刻化する等、国際社会でも問題視され、色々なところで議論されました。
このように世界中で問題となる環境、人権の双方で改善を実施してゆき、世界社会をよりよくする方針で実施しているのですがまだ多くの課題が残された状態というのが現状なのです。
歴史的背景の説明については以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
SDGsって聞くと会社も個人も何かすごく難しいことをしなければならないって思っちゃいますが、例えば会社の使わない電気をこまめに消したり個人でも無駄な水道水を使わなかったりちょっとしたことから十分に意識することができますね。
MDGsでは達成出来なかった初等教育の完全普及や5才未満の死亡率を1/3に減らす目標についてはSDGsでは必ず達成して欲しいものです。
SDGsでは目標がさらに増える事でより多くの枠が広がり、一見すると抽象的に思える部分もありますが169のターゲットまで見てみると随分と具体的で分かりやすいものですね。
(232の指標までは、、、)
SDGsについての活動はなかなか大変だとは思いますが応援しています。1年間楽しみにしています。
SDGs確かにどんな取り組みをしているかわかりませんでしたが道路整備による輸送ラインの確立など少なからず土木をやっている自分自身も関わる部分があるなと思います。
先進国と発展途上国貧困格差や地球温暖化など未だに世界中である問題に関わる委員会としりたった一年ですが少しでも周南青年会議所のSDGs推進委員会が活躍出来るよう周南青年会議所のメンバーがバックアップ出来たらなと思います。
関係ないかもしれませんが昨日もコンビニ等で小銭を募金しました。
小さな金額でも沢山の人が募金すれば1人でも多くの命が助かるのかなと思いこれからも継続して募金をしようと思います。
1年間頑張ってください。
ここ最近SDGsをよく聞きますが、実は1960年から始まっているとは知りませんでした。過去の歴史を学ぶことは非常に大切だと改めて思いました。SDGsは17のグローバル目標と169のターゲットからなる国連開発目標とあり、他方もない別世界のようにおもいますが、まずは提供されたご飯を残さず食べるなど、自分自分から出ることから少しずつ広げていきたいと思いました。1年間より深く学べさせてもらうことを期待してます。1年間よろしくお願いします。
SDGSについてこれまで知識が全くなかったのですが、色々話しを聞いたりしているうちに、自分自身も考える必要があるものだと思いました。
自分ができる小さな積み重ねとして、ゴミの分別や物を無駄にしないなど、できることから少しずつ実践していこうと思います。
多くの人が、SDGSについて考え、
行動をおこせるような輪が広がっていくようになればいいなーと思います。
昨今推進する企業が増えている中で、先ずは個人個人が自分に関係している、出来ることがあると認識することが大切だと思います。そういう私が勤める会社も推進する企業ですがまだまだ勉強不足です。まずは自分が良く理解することから始めたいと思います。
よろしくお願い致します。
今まで名前だけは聞いた事がありましたが、特に興味を持って調べた事がありませんでした。
JCに入り昨年話を聞くなかで、周南市でも「こども食堂」や「フードバンク」等SDGsに繋がるのでは?と思う情報を目
にする事が増えた様におもいます。今までは特に意識はしていなかったので、これは自分自身SDGsの話を聞いて来た事で変わって来た事だと思います。
ですので、今は比較的イメージしやすい「飢餓をなくす」や「貧困をなくす」に結びつくモノは頭に入って来やすいので、その他の目標に関しても学んでいきたいと思います。
SDGsの起こりから60年の間に生まれた流れや世界の変化を知り、SDGsへの取り組みの重要性も感じることができました。
しかし最近多くのメディアにSDGsが取り上げられ、大小問わずの多くの企業が我先にと動く状態に危うさも感じました。
いまだ経済発展と環境保護の両立という難問を抱えた中で、取り組みが進んでいく事。
民間企業に協力を求める中で、その知識や意識が広く薄く広がっていく事。
マクドナルドのストローの件もそうですが、浅いまま薄いままの表面的な取り組みも多く、今ではSDGsウォッシュといった言葉も生まれているそうです。
自分たちの行動により起こることへの責任の重さも考えなければいけないなと思います。
上の文章を読んで『問題は改善する事ができた』とありますが、改善と解決の基準はなんなのか教えてほしいと思いました。
今SDGsのバッチを付けてる人をよく見ますが、すこし流行りなのかなと言う印象も受けてます。
まずは目的をしっかり理解する事が大事だと思いました。
もちろん日々の生活のなかで、ゴミを捨てない、電気を消す、また飲食店もやっておりますので、商品のロスがでないように気をつける等自分が出来る事をしっかりやって行こうと思いました。