我々、周南青年会議所では約90名ものメンバーが各委員会に配属され、さまざまな青年会議所活動に取り組んでいます。県内外でも当会議所は大きなLOMということで、周南青年会議所の持つパワーを存分に発揮して事業を展開していかなければなりません。しかし、LOMメンバーが一丸とならなければこの大所帯は全く意味を成しません。メンバーがお互いをよく知り、理解し、団結することが事業成功への鍵だと考えます。
委員会のスローガンとして『本気』と掲げさせていただきました。本気でやれば自分が変わってくる、本気でやれば大抵のことはできる、本気になれば誰かが助けてくれる。本気の想いが人を動かし、団結に繋がると私は考えます。まずは会員交流委員会から本気の想いを発信し、LOM全体に広まるよう1年間努めて参ります。
1月の新年会では、新年度の門出を祝うと同時に、最高の1年のスタートが切れるような笑顔の絶えない新年会を設営します。7月の徳山夏祭り神輿練り歩き・懇親会では、卒会生にスポットを当て、真夏の暑さも吹き飛ばす記憶に残るような懇親会を設営します。10月度例会では、LOM全体が一丸となるような委員会アワーの企画・運営をします。12月の忘年会では、河村理事長率いる周南青年会議所の集大成という事で、今年1年を振り返りつつ盛大な忘年会となるよう設営します。
「LOMの力の活性化に資する会員交流の実現」と河村理事長の所信にもありますように、会員交流委員会から本気の想いを発信し、LOMを盛り上げ活性化に繋げていければと思います。皆様、どうぞ1年間よろしくお願い致します。
青年会議所は「修練」「奉仕」「友情」の3つの信条のもと、明るい豊かな社会の実現を目指し日々活動に取り組んでいます。それは則ち世界の恒久的平和という事です。その目標はあまりにも壮大で雲をつかむような話に思えてしまいます。
しかしその大きな目標を達成するために我々は青年会議所のメンバーとして際限ある時間の中で挑戦し続けなければならないと考えます。まさに「千里の道も一歩から」です。
視点を変えると世界の幸せとは「個」の幸せの集合体となります。個の幸せを望むのであれば、まずは周囲の環境が良くなければなりません。それは家族や友人、学校や職場ということになります。つまり我々が住むこの地域をより良くするまちづくりをする事こそが世界平和の第一歩ということになるのではないでしょうか。
これまで歴代の錚々たる先輩方が地域に向けた様々な事業を展開されてきました。それは常に時代と向き合い、次世代を担う若きリーダーとして地域の様々な問題を解決するためご尽力された事と思います。その素晴らしい歴史を継承すべく私自身も努めなければならないと考えます。
本年は特に下松市にフォーカスを絞ったまちづくりをしたいという思いがあります。一昨年の下松での事業は度重なる悪天候に見舞われ残念ながら中止となってしまいました。そんな中地域の皆様から、多くの温かい励ましや応援の言葉をいただき、その時から市民の皆様のご期待に添えるように、更には志半ばで終わってしまったメンバーの無念を晴らすために「いつか必ず!」と強く思うようになりました。
しかしながら、自分達が社会開発をしていると自惚れ、自己満足で済ましてはなりません。地域社会の問題は、高速化、国際化、情報化が高まるにつれ住民のニーズや欲求が高まっています。その問題をしっかりとした調査に基づいた事業を展開しなければなりません。地域が抱える本当の問題を抽出、分析することで本当のまちづくりを成し、我々青年会議所の意義を地域の方々に広く知っていただけるよう精進していく所存です。
世界では貧困・環境破壊・差別・格差などの問題をなくすため、2015年にSDGs(持続可能な開発目標)が国連で採択されましたが、それを受け日本では、地方創生の実現のために、地方自治体を巻き込みSDGsに取り組んでいます。しかし、国民の認知度は2割程度と未だ低く、欧米に後れをとっています。地方創生の実現にむけ、この周南・下松地域でも総合戦略を打ち立て、様々な施策がなされていますが、少子高齢化に歯止めがかからず大きな伸張、成長の兆しがみられていないのが現状です。これらの課題が解決にむかっていない理由は、地域にとって切実な課題だと多くの人が分かっていても、連携し、対応してこなかったからです。
以前から行っている「アウトサイド・イン」の考え方で地域の課題に挑戦することがSDGsの活用方法だと考え、昨年日本青年会議所は、日本で最もSDGsを推進する民間団体を目指すことを宣言しました。それを実践し、その考え方・結果を地域の方に知っていただくことにより、SDGsを推進してまいります。
地域の課題を解決するには、一つの団体・企業の力だけでは不可能なので、我々はSDGsの中核を担う、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」への理解を深めていただくためにも、自治体・企業・各種団体などへ働きかけ、同じ課題に立ち向かうパートナーシップを築いていただき、それを持続させる仕組みづくりをします。持続するために必要なことは、利益です。それは、金銭的なことはもちろん、それを行い得られる心の豊かさも含まれ、その利益をパートナー同士が得続け、活動を持続させることが出来れば、それは地域の運動となります。その活動を率先して行うこと、そして、SDGsの考え方・活用方法を今後この地域に根付かせていくことこそが、我々青年会議所が地域に対して行う責務なのです。
SDGsを一言で表現すると、「世界に通用する社会を良くするための目標」です。SDGsの最終目標は「世界」という大きなものですが、そこを目指すにはまず自らが住む地域(社会)を良くすることが大事なのです。この周南・下松地域で子供を育て、一生を終えたいと思えるまちにするため、まちづくりを地域の皆様方と共にしていく第一歩として、SDGsを知っていただく活動をしてまいります。また、SDGsを推進する周南青年会議所全体の知識の向上を行い、団体としても個人としてもこの地域の課題に率先して行動できる人材の育成につなげてまいります。
山口ブロック協議会において山口大会とは、一年に一度、県内各地青年会議所が一堂に集い、懇親会や卒会式を通じて各地青年会議所との親睦を深めることができ、開催地を持ち回ることで県内各地の地域性に触れることができる青年会議所唯一の会です。このことから青年会議所活動において山口大会とは、参加する事への意義や目的が大事であり、その過程で学びを得て成長し友情を深め、開催地の魅力を実感出来る事業が必要です。
まずは、県内13青年会議所の会員の皆様に対して、山口ブロック協議会の本年の活動の軌跡を伝えることで事業に込められた思いを感じ取っていただき、これからの青年会議所運動の推進を図ります。そして各地青年会議所の垣根を越え、親睦を図るために周南ならではのおもてなしで大懇親会を設え、会員同士の友情を深めることが出来る事業になるように努めます。
そして青年会議所運動を邁進してこられた卒会生の皆様に、感謝とその功績を称える卒会式を行い、今後の地域社会においてのさらなる原動力としていただきます。また、現役会員の意識を向上させるため、卒会生の歩んできたJAYCEEの集大成としての有終の美を飾る舞台を創出します。
周南青年会議所にとって、周南の魅力を各地青年会議所会員に伝えることで、会員ひとりひとりが地域資源の再認識と周南の特色を発信し、会員同士の団結力及び会員資質の向上を図り、主管LOMとしてさらなる成長へつなげます。
山口大会を通じLOM内の会員同士の結束を深め組織力の向上に寄与し、共に今年一年を駆け抜けた想いと志を感じ取り、地域社会に貢献出来る人財へと成長するきっかけとしてさらなる飛躍を遂げ、笑顔で生きがいを持てる国日本の創造を実現します。